課題

スウェーデンを拠点として「スマートな仮想通貨取引」に取り組んでいる CoinPanel は、現在では世界中の顧客にサービスを提供しています。顧客は固定額の月間または年間サブスクリプション手数料を支払って同社のサービスを利用します。事業の規模を拡大するために、CoinPanel はユーザーに面倒で不必要な操作をさせずに数千人の顧客から決済を回収できる、信頼性が高くスピーディーな方法を必要としていました。決済を管理するうえで、盗難クレジットカードなどによる不正使用を回避することも重要でした。

解決策

CoinPanel は他社のソリューションを幅広く調査したのちに、Stripe を選びました。同社が求めている機能と信頼性を備えていたためです。CoinPanel の CEO を務める Alex Westin 氏は次のように述べています。「選ぶのは簡単でした。Stripe は有名で定評があり、業界のベストプラクティスだからです。必要な機能がすべて揃っていて、手数料も許容範囲ですし、導入もすぐできます」

CoinPanel は数千人の顧客向けのサブスクリプションをシームレスに立ち上げました。1 人のシニアバックエンド開発者と 1 人のシニアフロントエンド開発者が 1 回のスプリントで、導入のほとんどを簡単に行うことができました。Stripe の最新のインフラのおかげで、導入後に新しいクレジットカードをテストして追加するのも簡単でした。

Billing と Payments が提供する統計情報を Stripe ダッシュボードで確認できるため、CoinPanel は顧客に関するインサイトにアクセスして、現在のパフォーマンスの分析や将来のパフォーマンスの予測ができるようになりました。Stripe Radar も利用しているので、時間も大幅に節約できています。利用していなければ、不正使用の可能性がある取引を手作業で解決するのに時間がかかっていたことでしょう。

CoinPanel の共同創業者、Aran Hawker 氏は次のように述べています。「Stripe を選んで正解でした。特に、世界各国の VAT や消費税の申告では助かっています。当社は 150 カ国以上で事業を展開しているので、バックエンドスタッフを大量に雇わない限り、それぞれに納付する税額を手動で計算するのは不可能だったと思います」

結果

Stripe を導入して以来、CoinPanel は顧客から決済やサブスクリプションの更新に関する問い合わせを 1 件も受けていません。Stripe Radar も非常に効果を発揮しており、CoinPanel は不正使用取引の問題を回避できています。誤検知率は 0.00% でした。それを受けて、同社は社内に専任のリスク対策チームを設けないことを決めました。

CoinPanel はわずか 6 カ月で 13 万人以上のユーザーにリーチできました。Stripe のシームレスな決済処理によって、コンバージョン率が向上して解約が減り、サブスクリプション登録者の数も安定しているため、相応の経常収益を得ています。Stripe の堅牢な不正防止セキュリティレイヤーと全体的な信頼性のおかげで、CoinPanel は全世界で成長が加速しています。