課題
Lugg は、オンデマンドマーケットプレイスとして、顧客とサービスプロバイダ双方の満足度を維持できるよう全力で取り組んでいます。顧客向けには、ドライバーと助手をきわめて短時間で派遣できるようにする必要があり、顧客が集荷を依頼するとすぐにドライバーと助手が出発できる体制が求められます。助手向けには、簡単にアカウント登録でき、また迅速で正確な支払いを受けられるようにする必要があります。Lugg のプラットフォームで、基準を満たすドライバーと助手をさらに多く提供できるようになれば、より迅速に顧客からの依頼に応えることができ、マーケットプレイスの双方の高い満足度を維持できます。
Stripe の導入前は、新しいドライバーと助手を Lugg のプラットフォームにアカウント登録するのは、時間のかかる手動プロセスでした。新しいドライバーと助手に支払いできるようにするには、事前に複数のサービスに登録する必要があったためです。手作業のプロセスが多いため、新しいドライバーと助手は Lugg の現地オフィスを訪れ、チームのメンバーからプロセス手順の説明を受ける必要がありました。これには、書類への記入や、支払い、車両追跡、ルート管理など複数の個別アプリの設定が含まれていました。
ソリューション
Lugg は Stripe Connect を導入して、ドライバーと助手のアカウント登録プロセスを自動化するとともに、ドライバーと助手への柔軟な支払いオプションを追加しました。Stripe を利用することで、サービスプロバイダが売上を要求するとすぐに即時支払いを行い、また Lugg の顧客からの支払いを、ドライバー、助手、パートナーに自動的に分配できます。
Stripe Connect は、Lugg のようなオンデマンドマーケットプレイス向けに設計されており、企業が必要な受取人に、必要な方法で支払いを分配することが可能です。たとえば、時間単位の料金と手数料を別々に支払ったり、
支払いの一部を消耗品と設備の融資向けに保持することができます。Lugg に必要な操作は、Stripe API を使用して送金先と送金日時を指定するだけで、その他すべての操作は自動的に実行されます。
さらに、Stripe Connect を利用することで、Instant Payouts によっていつでもドライバーと助手に支払いできるようになりました。エンジニアリングや製品の優先事項は他にも山ほどあるため、Stripe との提携がなければ、Lugg は即時入金機能を提供することはできなかったでしょう。
結果
今では Lugg のドライバーアカウント登録プロセスは完全にセルフサービスで行われ、わずか数分で使用を開始できます。アカウント登録操作全体が Lugg のアプリで合理化されています。「登録者は支払いの設定をしていることに気付かない程です」と、Lugg の CTO を務める Pedro Belo 氏は語っています。
さらに、Lugg は Stripe の Instant Payouts 機能の提供を開始したことにより、支払いスピードは重要な競争上の差別化要因となりました。実際、70% のドライバーが即時入金を利用して支払いを受けています。「ドライバーの募集広告には、即時入金であることを掲載しています」と、Belo 氏は話します。「このことが、より多くのドライバーの登録につながっています。」
Stripe によってアカウント登録機能が大幅に向上しました。ドライバーと助手は、アプリを直接数回タップするだけでアカウント登録できるようになり、サポートも不要です。このため、当社は手動の支払い処理ではなく、ビジネスの拡大と新規パートナーの獲得に注力できます。