マット・ホワンが Stripe の取締役に就任
インターネット向け経済インフラのプラットフォームを構築する Stripe は、マット・ホワン (Matt Huang) が取締役に就任したことを発表しました。
マット・ホワンは、Paradigm の共同創業者兼マネージングパートナーです。以前は Sequoia Capital でパートナーとして初期ステージのベンチャー投資を担当したほか、2012 年に Twitter が買収した Hotspots の創業者兼 CEO を務めた経験を持ちます。また、エンジェル投資家として、ByteDance や Instacart などの企業に投資しています。
投資家として長年活動しているホワンは、暗号資産に関する優れた知見も有しています。そのため、Stripe が最近結成した暗号資産チームが製品開発の手段を開拓する際には特に有益な視点を提供してくれると期待されています。暗号プロトコルや暗号資産は、世界の企業や起業家、特に未開拓のマーケットにおいて、より迅速で低コストの決済を実現する可能性を秘めています。
Stripe の共同創業者兼 CEO であるパトリック・コリソンは次のように述べています。
「暗号資産について、特に暗号が世界中のインターネットビジネスに役立つ可能性について彼ほど知っている人はいないでしょう。彼をStripe の取締役会に迎え入れることができ、大変嬉しく思います」
Recko と TaxJar の買収および Klarna と UnionPay International との提携、そして本人事は、主力事業である決済事業の枠を超えて Stripe が事業を拡大する中で行われました。事業展開に関する最近の発表には、他にも Stripe Revenue Recognition、Stripe Identity、Stripe Tax の提供開始などがあります。