課題
イギリス国外からの英語学習とその認定への需要が高まるにつれ、ブリティッシュ・カウンシルにとって、国際的な展開が非常に重要となっています。ブリティッシュ・カウンシルには、オンラインプレゼンスの最新化と拡張、特に、モバイル対応機能の導入を支援してくれる決済パートナーが必要でした。また、既存のレガシーシステムと連携でき、国際団体の運営時に大きな課題となる高価な交換手数料を改善できる柔軟なソリューションも必要でした。
ソリューション
ブリティッシュ・カウンシルは、Stripe の柔軟な API を活用し、レガシーシステムの上部に組み込みました。Stripe は世界中で利用できるため、たった一度の導入でブリティッシュ・カウンシルの 144 か国での運営がサポートされています。ブリティッシュ・カウンシルは現在、Stripe を利用して、各国の標準と好みに適した決済方法だけでなく、モバイル、タブレット、デスクトップにおいて最適化されたチェックアウト体験も提供しています。すべての場所で Stripe を使用することで、ブリティッシュ・カウンシルのレポート機能が合理化され、外国為替 (FX) 手数料に対応するためのオーバーヘッドコストも減少しています。
結果
Stripe Elements によって、ブリティッシュ・カウンシルはクラス最高の決済ページを提供できるようになり、コンバージョン率は30% 向上しました。Stripe の機能を使用して、決済ページはモバイルに対応できるようにしました。これは、ブリティッシュ・カウンシルの顧客の多くが暮らすインドや中国などの大規模なモバイル決済市場において非常に重要です。Stripe との連携により、ブリティッシュ・カウンシルは 500 万ポンドの増収を見込んでいます。
COVID-19 によりオンライン提供を加速する必要に迫られたブリティッシュ・カウンシル
ブリティッシュ・カウンシルは公認の言語試験を監督する必要があるため、運営各国で建物を維持していますが、COVID-19 によって事業の運営方法を変えることを余儀なくされました。Stripe を利用した新しいプラットフォームによって、市場投入までの時間を短縮し、オンラインとオフラインの言語クラスおよび試験という 2 つのモデルを容易に実装できました。ブリティッシュ・カウンシルは、対面式の授業が再開されても、将来的に両方のモデルを使用する意向です。
新しい市場での Stripe Radar の使用
Stripe を使用して、ユーザは Radar のような組み込まれた製品スタックにアクセスできます。Radar は不正使用を減らし、取引の不審請求の申請に関する詳細を取得する機能を備えています。ブリティッシュ・カウンシルは、Radar を活用することで、頻繁に不正取引が発生する市場でも事業を拡大する機会を得られたのです。カスタマイズされた Radar ルールを積極的に導入することで、ブリティッシュ・カウンシルは、ブラジルなどの市場での支払い拒否や不正取引の減少に大きな効果があったと報告しています。
British Council は伝統的な会社で、多数のレガシーシステムを抱えています。Stripe を選んだ理由のひとつは、API の柔軟性です。Stripe チームとアカウント管理者の専門知識によって、既存のシステムと Stripe との連携から最高の結果を得ることができました。